鶏胸肉が、しっとりジューシー、ぷりぷりになる、魔法のブライン液

昨日、ブライン液なるものを知りまして、なにやら、パサパサになりがちな鶏むね肉が、しっとりと柔らかく、ジューシーになるというので、さっそくやってみましたよ。

水100ml、塩5g、砂糖5gに漬けるだけ

ブライン液のレシピは簡単です。

  • 水  100ml
  • 塩  5g
  • 砂糖 5g

この3つをポリ袋やジップロックなどのジッパー付き袋に入れてよく混ぜ溶かします。

鶏むね肉の下処理

鶏むね肉1枚は、観音開きにし、楊枝でぶすぶす刺して、裏表に細かな穴を入れていきます。

皮をはぎ取ってから液に漬ける方法もありますが、私はあえて皮も付けたままにしましたよ。

鶏をブライン液に漬けます

ブライン液を入れた袋に開いた鶏を入れ、空気をなるべく抜いて、ぴったッと全身くまなく液が浸るようにして口を閉じます。

ポリ袋に入れて、口を縛った方がやりやすいかもしれません。

冷蔵庫で4時間ほど放置

今回は、昼に漬けこんで夕飯時に調理しました。
一晩くらい漬けこんでも大丈夫。
それ以上になるときは、しょっぱくなっちゃうので、液だけ捨て、また口を閉じて冷蔵庫へ。

薄切りにして鶏しゃぶ鍋に

取り出して水洗いし、よく切れる包丁で薄切りにしましたよ。

白菜、ごぼう、長ネギなどと一緒に鍋に。
鍋つゆは、水+白だし少々のシンプルなものです。

家族、大絶賛のおいしさ

この鶏肉、むね肉とは到底思えない、うま味たっぷりのお肉になりました。
砂糖を使ってますが、嫌な甘さはありません。
変なしょっぱさもありません。

市販のぽん酢でいただきましたが、とにかくおいしい。
柔らかいし、ジューシーなのですが、なんというか、ぷりぷりした歯ごたえがあって、噛み心地がよいのですよ。

鶏むね肉特有のパサつきや、噛んでも噛んでもくちどけの悪い、あごが疲れるような感じは全くありません。

100g80円を切るお値段でしたが、満足度は十倍以上。

高校生の息子も「これ、おいしい!」を連発していました。

いや、ほんと、これはおすすめ。
むね肉は安くてヘルシー、でもパサパサで、淡泊な味がイマイチ、という印象でしたが、ブライン液に漬けただけでこうもおいしくなるとは!

これは使わない手はありません。
次回はこの胸肉で、唐揚げに挑戦したいですね。

皮はカリッと焼いて

ちなみに皮は、ブライン液から出したあと、剥いでしまい、魚焼きグリルで焼きました。
弱火でじっくり、様子を見ながら5~6分焼いてみてください。

脂が落ちて、カリッとなったら完成です。
これは、ちょっとお塩を振ってもいいかも。

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