電気ポットが壊れました
長年使っていた、湯沸かし保温ポットが、7年目にしてついに壊れてしまいました。
湯沸かし、保温、はできるのですが、給湯ができません。
お湯がそそげないので、保温なべ、のようになってしまっています。
注げないので、しかたなく、ふたを開けておたまでしゃくって使ってます。
以前からこの魔法瓶のすばらしさはたびたび実感していましたが、
使えなくなると、あらためて素晴らしいポットだったなと思います。
迷うことなく、とく子さんを注文
朝、壊れたことに気づき、その場で検索してAmazonで注文しました。
注文したのはこちら。
タイガーのとく子さん PIM-A300 T です。
こちらの何がすばらしいか?というと、
- 蒸気レス
- 給湯量の表示
この二つがまず、突出した特徴でしょう。
蒸気レス
蒸気が出ない、ということは、置く場所を選びません。
今、ポットを置いている場所は、蒸気の出る炊飯器やポットを置いても良いように、蒸気を天井から吸い込んで、前面に吐き出す設計になっているキッチンボードです。
これ、一見、いいような気がするのですが、たぶん設計者は家事などしない男性なのでは?と勘ぐってしまいます。
だってね、ただの蒸気にしろ、栄養と水分があるわけです。
それがお掃除しづらい狭いところへ入っていったら、カビが生じるに決まってます。
どうやって清潔を保てというのでしょう?
まして、炊飯器から上がる蒸気は栄養たっぷり。そんなものを吸い込み、まき散らしたら、カビやダニは大喜びですよね。
なので、蒸気レスであることは、第一条件なのです。
せっかくの便利設計でしたが、ペーパータオルで穴をふさぎ、埃などが入らないようにして、蒸気を吐き出す機能は使ってません。
これは、ポットを他の場所に置く場合も気を付けた方がいです。
蒸気の上がるものだと、気が付くと壁紙にカビが生えてた、ってこともあります。
それともちろん、蒸気レスだとやけどの危険がありません。
小さなお子さんがいるご家庭は、ぜひ蒸気レスをおすすめしますし、
大人やご年配者もうっかり蒸気に当たってしまう危険がありますから、やっぱり蒸気レスがいいです。
給湯量の表示
これ、お湯が出てくる量が、デジタル表示されるということです。
0から始まって、10、20、30...と、10mlずつ表示され、
990まで表示され、1リットルまでいくと、また10、20と表示されます。
この、お湯の吐出量がわかる、というのが、ことのほか便利なのですよ。
最初は、こんな機能いらないなあ、と思ってたのですが、今では手放せません!
例えば、よく使うのは袋麺。
インスタントラーメンを作るとき、「450ccのお湯を沸かし~」とあったら、鍋をこのポットの下に構えて、ボタンを押します。
吐出量が10ccずつどんどん増えていくので、450になったら手を離せばOK。
計量カップ不要なのと、すでに沸いているのとで、めっちゃスピーディーに作れます。
その他、スティックコーヒーやフリーズドライ食品、粉末スープなどで、「お湯を180cc」とか「140cc」とかって書いてありますよね。
そういうのも、このポットなら計量しながら注げるんです。
お料理でも、「鶏がらスープの素を150ccのお湯に溶かし」などと出てきますし、
ゼラチンを使ったデザートを作るときも、「お湯○○cc」というのは頻繁に出てくるので、このポットの給湯量表示機能を使わない日はないです。
この他にも、
- 指先で軽く押すだけで給湯でき、右利きでも左利きでもOK
- 給湯量が選択できる(ちょろちょろ出すか、どぼどぼ出すか)
- 保温温度が選択できる(98、90、80、70、まほうびん、の5種類)
- 再沸騰ボタン
- キッチンタイマー
- 節電コース
などなど、便利機能満載ですが、まあ、我が家にとってそれらはおまけみたいなものです。
普段は90℃に設定のまま。ごくたまに再沸騰をするかどうか、です。
ああ、あと、新しく付いた機能で、電源を抜いてても給湯できるようになりましたね。
これは欲しい機能だったので、よかったですね。
いままで使ってたとく子さんで、唯一、不満だったのが、「電気が通ってないと給湯できない」ことでしたから。
ちなみに、他のメーカーのポットは、電源コードのほかに電池を入れるようになっていて、そのため電源コードを外しても給湯できるというのがありますが、こちらのタイガーとく子さんは、電池不要なのも良いところです。
電池は放っておくと液漏れしたりして、よろしくありません。
3リットルというのも、わが家には必要なサイズ。
ティファールなどの、「少量をすぐ沸かす」タイプも考えたことがありますが、我が家の生活には合わず、見送りました。
やっぱり蒸気レスと給湯量表示
・・・ということで、
わが家の生活スタイルには、「蒸気レス」と「給湯量表示」のあるポットが最適なのでした。
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