ロールキャベツ、今まで作ったことあったかしら・・・
たぶん、中学か高校か、そのあたりの料理に目覚めたころに一度か二度、作ったかもしれませんね~(遠い目)

まずは、キャベツを1枚いちまいはがしてゆで、しんなりさせなくちゃいけません。
丸ごとふんわりラップをかけて、電子レンジで5分。
確かにちょっとはやわらかくなったけど、するするはがれるというわけじゃない。
何とか苦戦してはがしたキャベツ。さらにしんなりさせるために、ホットクックで蒸すことにしました。
沸騰してから2分。
と設定したものの、なんだかまだのよう。
さらに2分追加。
この時点で、あ~間違っちゃったかな~と後悔し始めます。
キャベツの葉をはがすのは、大鍋にお湯をぐらぐら沸かして、それにどっぷりつける方が早かったかしら…
このあたり、もうちょと研究が必要です。
ひき肉でタネを作る

ひき肉の種をどう作るかは、結構自由。
今回、パン粉は使わないで作ってみましたよ。
ロールキャベツ レシピ
- キャベツ 1個
- 合挽肉 400g
- 玉ねぎ 1個
- 卵 1個
- 片栗粉 大さじ1
- 塩 小さじ1弱
- こしょう 少々
- コンソメ 3個くらい
キャベツの葉を15枚とる
キャベツはどうにかして一枚一枚はがし、火を通してしんなりさせておく。
出っ張った芯の部分を削って巻きやすくしておく。
15枚にします。
小さい葉は2枚一組にして。
肉だねをつくる
合挽肉400gに、卵、片栗粉、塩、こしょうを入れてざっと混ぜる。
あまり練らなくていいみたい。
玉ねぎみじん切りを生のまま加えます。
キャベツの芯も細かく刻んで混ぜます。
15等分にして俵型に。
量りではかって、15で割り、その数字に合わせて1個分を量ってくと迷いなし。
タネをキャベツの葉で巻く
タネを右端に乗せてひと巻き。
左はしを折り込んで、最後までくるくる巻き、
右はしを上にして、余ったキャベツをタネの中にぐいぐいっと押し込みます。
これで、楊枝やパスタなどを使わなくても、しっかり留まります。
ホットクックの鍋に並べ、水をかぶるくらい入れて、コンソメキューブを割り入れます。
「ロールキャベツ」を選んでスタート
ホットクック本体に仕込み、
メニューを選ぶ → カテゴリーで探す → 煮物 → 野菜 → ロールキャベツ → スタート
手間も時間かかるな~
今まで割と、「時短」「手抜き」「合理化」みたいな感じで料理と向き合ってたのですが、これはまるで真逆。
予想以上に手間と時間がかかりました。
冷凍でキャベツに巻いた状態のものも売ってるので、最初はそれを使おうかと思ってたんですが、一度つくってみようかと。
作るとどうなるのかな、と思ってやってみたんですね。
でね、こんなに手間がかかるなら、もうやりたくない、となるかな~と思ってたのですよ。
ですが、そんな予想に反して、とっても充実した時間が過ごせてよかったな、という満足感が上回ったんですね。
これには、私自身おどろきました。
久しぶりに料理に熱中しました。
なんだか、瞑想状態に入ったようで、気分よかったのです。
肝心のお味は、塩がちょっと足らなかったかな~。
肉にもうちょい、塩を強めに入れていいと思います。
ですが、静かに、ゆっくりと味わうには、良い塩梅で、
スープは絶品です。
高校生の子供は、ケチャップをかけて食べてましたが、それもありかと思います。
翌日、冷蔵庫で寝かせたものを、温めなおしていただきましたら、これが良く味が染みていて、昨日以上においしかったです。
しあわせは、合理化を追求した先にあるんじゃなく・・・
今回、だいぶ手間取って時間をむだに費やした感が多いのですが、
実は料理していること自体が、とにかく楽しくて、しあわせな時間でした。
今までは、家事を合理化して時間を短縮し、お金を節約し、手間を省いて、いかに「時間とお金とエネルギー」を余らせるか、を目指しているところがあって、その先に、余ったそれらを使ってしあわせになることをするのだ!
みたいに思ってたのですが、
実は、そんなまどろっこしいことをしなくも良かったみたいで、
ストレートに料理している時間、家事をしている時間、そのものがしあわせだったんですよ。
そのことに気づいてしまいました。
料理を合理化して自由な時間を増やすぞ~と思ってましたけど、それは勘違いだったようです。
良い一日を過ごせました。
ごちそうさまでした。
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